2020年11月13日
【症状が戻ってしまう…とお嘆きのあなたへ】~痛みの捉え方③~
こんにちは!
熊谷スポーツフレア整骨院・整体院の
秋元信博です(*^-^*)
(前回・前々回のブログ)
↓↓↓
『身体と心(捉え方)のギャップ』についてご理解頂いたところで、
次は実際の症例をご紹介します。
【野球肩】
野球肩と言っても、一般的には大人に多く発症する「インピンジメント」と言われているものと、子どもに多く発症する「リトルリーグショルダー(骨端線離解)」とに分かれます。
今回のケースは、大人の野球肩です。
先に挙げた「インピンジメント」と言うとイメージしづらいと思うので、【五十肩】のような状態に近いものと想像してみて下さい。
野球をやっている人であれば、結構な確率で肩を痛めた経験のある人も多いと思います。
当院を受診される方でも同じ経験をされている方が非常に多いですが、何人かは『色んな治療院に行ったけど、肩周辺の電気orマッサージしか受けてこなかった』と言われてました。
病院や治療院によっても方針がだいぶ変わりますが、ほとんどの場合『施術』もしくは『電気治療』しかやりません。
勿論、施術は僕だってするし、電気治療が有効なパターンだってあります。
でも、それだけで解決することは絶対に無理です。
一時的に良くなっても、また必ず似たような悩みを繰り返します。
痛みはひとつの症状でしかないので、肩が痛いから肩が悪いとは限らないんです。
ここ、すごくポイントです。
今回受診された方は、まずフォームを確認して、どんなポジショニングの時に痛むかを聞きました。
すると、コッキング〜加速期に痛みが出るとのこと。
この時の左足の親指が浮いていたので、そこを踏み込ませるようにちょっと工夫をして、もう一度フォームチェック。
『ん?痛くない…?』
という、患者さんの反応。
(この瞬間が一番楽しい☺️)
そうなんです、
ちょっとした踏み込みの具合だけでも肩の痛みは変わることもあります。
踏み込みの具合なんて、肩周辺をマッサージしているだけでは一生改善されません。
勿論、踏み込みだけが原因ではありませんが、少なくともそれだけで痛みが改善されたのもまた事実です。
全体を診るということは、全身をマッサージするというわけではなく、様々な観点から可能性を導き出して痛みと向き合うこと。
…今日の名言でした😂笑
次回は『腰痛』に対しての具体的なケースをお伝えしていきますので、お楽しみに‼️
ではまた🌱