2020年11月25日
こどものスポーツのために親ができること。
こんにちは!
熊谷スポーツフレア整骨院・整体院の
秋元信博です(^^)
今日もブログをご覧いただいて、本当にありがとうございます
こどもの運動能力に関して、親であれば関心を持つ方も多いのではないでしょうか?
私自身も3人のこども(長女:5歳・次女:3歳・末っ子長男:1歳)がいますが、
『勉強はできなくても、運動はできる子になって欲しい!』
…って、ついつい考えてしまいます。笑
とは言え、最近のこども達の遊びといったら
・カードゲーム
・スマホゲーム
・テレビゲーム
・パソコンゲーム
などなど、ゲームが主体となっていることが多いのも事実です。
勿論、ゲームをすることがマイナスになることばかりではありませんが、長時間やったり、毎日夜遅くまでやる、といった習慣になってしまうと運動能力どころか身体に悪影響が出てしまうのは言うまでもありません。
こちらは、小学5年生と中学2年生の体力測定のグラフです。
↓↓↓
スポーツ庁では、このように体力合計点が低下した背景として、学校での授業以外の運動時間の減少、スクリーンタイム(1日あたりのテレビ、スマートフォン、ゲーム機等の視聴時間)の増加、肥満児童・生徒の増加、朝食を食べない児童(小学生)の増加を挙げている。
…とのこと。
(個人的には、昨年は確かにガクッと落ち込んだけど意外と女子の体力測定の平均は徐々に上がっていたんだなぁ~って印象。)
グラフがすべてを物語るわけでもないので、ケガをするこどもの割合はどうなのかな?と調べてみると、やはり増加傾向にあるようです。
(参考までに。↓↓↓)
記事の一部を抜粋すると…
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運動している子としない子の差が広がっている
運動能力と体力の「格差」も深刻化しています。
運動系の部活動などをしている子供の運動能力と体力は、していない子供より上回っています。
そして、運動能力と体力が優れている子供はますます向上し、運動能力と体力が低下している子供はますます低下している傾向が顕著になっています。
中教審は、子供の運動能力と体力の「二極傾向が強まっている」とみています。
運動能力と体力の「格差」が拡大しているということは、運動をする機会は存在するのに、その機会をみすみす逃している子供が増えていることを意味しています。
つまり、子供たちに運動する機会を提供するだけでは、この問題を解決できないことになります。
体を思うとおり動かすことができない、とは
- 靴の紐を結べない
- スキップができない
- リズムを取って体を動かすことができない
といった子供が増えています。
体を思うとおりに動かすことができないのです。
体を自分の意志で動かしたり、高度な動きをしたりするには、神経の発達が欠かせません。
しかし、運動をしない子供は、神経の発達が進みません。
学校の健康診断のチェック項目に、2016年度から新たに「両腕とも痛みなく、完全に上まで上げられない」「片足立ちを5秒保てない」「体を前屈、後屈できない」「関節に痛みがある」「しゃがみ込むことができない」といった項目が追加されました。
まるで、高齢者向けの健康チェックのような内容です。
それくらい、子供の「体を思うとおり動かすことができない」化が、深刻になっているということです。
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そうなんです。
こちらにも書いてあるように、『スキップができない』『リズムが上手くとれない』などのお悩みは、皆さんが想像する以上に本当に多く聞きます。
『運動能力の二極化』とはまさにその通りで、身体を動かす習慣があまりないという子が増加しているんです。
私が小学生の頃は、木登りや竹馬、ジャングルジムでボール当てなど身体を動かす遊びがまだ主流(?)だったので、自然と身体を使う習慣があったんですよね。
しかし、最近の小学生は
・公園で集まってカードゲーム
・YouTubeなどの動画鑑賞
などがメインとなっている子が増えているようです。
どちらの方が運動能力が高い傾向にあるか…あきらかですよね??
【筋力が弱っているからバランス能力が悪いのか?】
ここで本題になりますが、結論から言って
小学生の運動能力に関しては、筋力の強い・弱いは関係ありません。
よく『運動ができる子=筋力がしっかりしてる子』みたいな考えをお持ちの方がいらっしゃいますが、それは高校生ぐらいからの話です。
小学生はまだ身体の発育が十分ではないので、ある程度の体つきの差はあっても、筋力に大きな差はないんです。(そもそも、この時期に筋力トレーニングなんか普通させません。)
では、なぜ運動能力に差が出てしまうのでしょう…??
先ほどの『身体の使い方』でもあるのですが、もっと言うと
身体への意識の持ち方
という問題になってきます。
どういうことなのか…??