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2023年5月15日

「スマホ首」ツラい症状に対する対策5選

はじめに

現代人の多くがスマートフォンを日常的に使用している中で、スマホ首という言葉が注目されるようになりました。スマホ首とは、スマートフォンを見ることで首が前に出てしまい、首や肩に負担がかかり、痛みやこりなどの症状を引き起こす状態のことを指します。今回は、スマホ首の症状について解説し、対策について考えていきたいと思います。

2.スマホ首の症状

2-1. 首の痛み スマホ首によって首が前に出てしまい、首の筋肉や関節に負担がかかってしまいます。その結果、首の痛みを感じることがあります。首の痛みは、日常生活に支障をきたすことがあり、重度の場合は痛み止めが必要なこともあります。

2-2. 肩こり スマホ首によって肩にも負担がかかります。スマートフォンを長時間見ていることで、肩の筋肉が緊張し、硬くなってしまいます。その結果、肩こりを感じることがあります。肩こりは、首の痛みと同様に、日常生活に支障をきたすことがあります。

2-3. 頭痛 スマホ首によって首や肩に負担がかかることで、頭痛を引き起こすことがあります。頭痛は、スマホ首によって首や肩に負担がかかることによって、血流が悪くなることが原因の一つとされています。

3.スマホ首の対策

3-1. 首のストレッチ 首のストレッチは、スマホ首の症状を改善するために有効です。首を回したり、前後に動かしたりすることで、首の筋肉をほぐすことができます。また、座った状態で首を倒して伸ばす方法も効果的です。

3-2. 目を休める スマートフォンを長時間見続けることで、目にも負担がかかります。スマートフォンを見る時間を定期的に減らし、目を休める時間を作ることが大切です。目を休めるため

には、以下のような方法があります。

・20-20-20ルール スマートフォンを使っている時に、20分ごとに20秒間目を閉じて、20フィート(約6メートル)先の物を見るという方法です。これによって、目の疲れを軽減することができます。

・遠くを見る スマートフォンを見ることで、目が近くを見ることに慣れてしまいます。そのため、定期的に遠くを見ることで目を休めることができます。例えば、窓から外を見たり、庭先の木を見たりするといった方法があります。

・点滅運動 スマートフォンを見続けることで目が疲れるのは、目が常に同じポジションで動かなければならないためです。そのため、点滅運動をすることで目を動かし、疲れを軽減することができます。方法は、目を閉じた状態から数秒間目を開け、数秒間目を閉じるという動作を繰り返すだけです。

・目の周りのマッサージ 目の周りにはたくさんの筋肉があります。長時間スマートフォンを見続けることで、目の周りの筋肉が疲れてしまいます。そのため、目の周りを指先で優しくマッサージすることで、疲れを軽減することができます。

これらの方法を実践することで、スマートフォンによる目の疲れを軽減することができます。ただし、これらの方法が効果的な場合もありますが、目の疲れが強い場合は眼科医に相談することをお勧めします。また、スマートフォンを使う際には、以下の点にも注意する必要があります。

・明るさを調整する スマートフォンの画面が明るすぎると、目に負担がかかります。明るさを調整し、画面の明るさを目に優しいレベルに設定しましょう。

・文字の大きさを調整する 文字が小さすぎる場合、目を酷使してしまいます。文字の大きさを調整して、目に負担がかからない大きさに設定しましょう。

・正しい姿勢を保つ スマートフォンを使う際には、正しい姿勢を保つことも大切です。首を前に出しすぎたり、背中を丸めたりすると、首や肩に負担がかかります。背筋を伸ばし、首をまっすぐに保つようにしましょう。

・寝る前に使わない スマートフォンを寝る前に使うと、寝つきが悪くなる可能性があります。また、スマートフォンのブルーライトは目の疲れや視力低下の原因とも言われています。寝る前には、スマートフォンを使わないようにしましょう。

スマートフォンによる「スマホ首」は、放置しておくと慢性的な症状につながる場合もあります。このため、スマートフォンを使う際には、上記のような対策を行い、予防に努めることが重要です。また、症状が強い場合は、医療機関での治療を受けることも考えてみましょう。当院では、スマートフォンによる「スマホ首」に対する運動療法やストレッチなどの施術を行っています。治療だけでなく、予防のためのアドバイスも行っていますので、お気軽にご相談ください。

3-3. 目を動かす

スマートフォンを見続けることで、目の筋肉が固まり、疲れやすくなります。そのため、目を動かすことで目の疲れを和らげることができます。例えば、以下のような方法があります。

・目を左右上下に動かす ・遠くを見る ・近くのものから遠くのものを見る ・ピント調整をする

これらの方法で目を動かすことで、目の筋肉がリラックスし、疲れを軽減することができます。

4.スマホ首の治療法

スマホ首の症状が出てしまった場合は、治療が必要となります。治療法は、以下のようになります。

4-1. 矯正治療

矯正治療は、スマホ首が原因で歪んでしまった姿勢を正しい姿勢に戻すための治療法です。矯正治療には、鍼灸治療や整体、カイロプラクティックなどがあります。

鍼灸治療は、身体の経絡に針を刺すことで、神経や筋肉の働きを整える治療法です。整体は、身体の歪みを手技によって矯正する治療法で、カイロプラクティックは、関節の調整をする治療法です。

これらの治療法を用いることで、スマホ首が引き起こす肩こりや首の痛みを改善することができます。

4-2. 運動療法

運動療法は、スマホ首の原因である筋肉の緊張を緩和するための治療法です。ストレッチやトレーニングなどの運動を行うことで、筋肉をほぐし、血流を改善することができます。

具体的には、以下のような運動が有効です。

・首のストレッチ ・肩甲骨のストレッチ ・胸郭のストレッチ ・背筋トレーニング ・肩甲骨を寄せるトレーニング

これらの運動を継続的に行うことで、スマホ首の症状を改善することができます。

4-3. マッサージ療法

マッサージ療法は、筋肉の緊張をほぐし、血流を改善させることで、スマホ首の症状の改善に有効です。マッサージには様々な種類がありますが、スマホ首に効果的なのは、ネックストレッチやショルダーローリング、ヘッドマッサージなどです。

ネックストレッチは、首の筋肉を伸ばし、緊張をほぐすことで、頭痛や肩こりの緩和にも効果的です。具体的な方法としては、座った状態で、背筋を伸ばし、首をゆっくりと前後左右に傾けます。また、耳を肩に寄せるようにして伸ばす方法もあります。いずれの方法でも、ゆっくりと行い、無理のない範囲で行うようにしましょう。

ショルダーローリングは、肩周りの筋肉をほぐし、血流を改善することで、首や肩の緊張を緩和します。具体的な方法としては、座った状態で、背筋を伸ばし、肩を前後にロールさせます。また、腕を前後に振るようにしながらロールさせる方法もあります。

ヘッドマッサージは、頭部の血流を促進し、ストレスや緊張を緩和することで、頭痛や肩こりの緩和にも効果的です。具体的な方法としては、指先を使って頭皮をマッサージします。まず、指先を頭皮にあて、力を入れずに頭皮をゆっくりと揉みほぐします。次に、指先を頭皮にあてたまま、頭をゆっくりと前後左右に傾けます。その後、指先を頭皮にあてたまま、頭を円を描くようにゆっくりと回します。いずれの方法でも、力を入れすぎず、無理のない範囲で行うようにしましょう。

4-4. ストレッチング

スマホ首の改善には、ストレッチングも効果的です。ストレッチングによって、筋肉の緊張を緩和し、血流を改善することができます。具体的には、背筋を伸ばし、首を伸ばすストレッチングや、肩を回すストレッチングなどがあります。

【背筋を伸ばし、首を伸ばすストレッチング】

  1. 座り、背筋を伸ばします。

  2. 頭を上に引き上げ、胸を張ります。

  3. 頭をゆっくりと前に倒し、首を伸ばし、背中を丸めます。

  4. このまま数秒キープし、ゆっくりと戻ります。

  5. 2~3回繰り返します。

【肩を回すストレッチング】

  1. 肩を回すため、両腕を体の横に下ろし、腕をゆっくり回します。

  2. 前後に2~3回、反時計回りと時計回りに同じ回数だけ回します。

  3. 肩に痛みを感じる場合は、無理をしないでください。

ストレッチングは、筋肉を伸ばして柔軟性を増すためのものです。正しい姿勢で行い、無理をせずに行うようにしましょう。特に、肩や首の筋肉にフォーカスしたストレッチングを行うことで、スマホ首の改善に効果があります。

5.まとめ

スマホ首は、スマートフォンを長時間使用することで引き起こされる姿勢の問題です。スマホ首を改善するためには、運動やストレッチング、マッサージ療法などの治療法があります。また、スマートフォンの使用時間を減らすことや、正しい姿勢を保つことも重要です。スマホ首の症状がある場合は、早めに専門家に相談し、適切な治療法を受けるようにしましょう。当院では、身体の使い方に詳しい専門家が治療から運動指導まで一貫して行うことができます。スマホ首の改善について、ぜひご相談ください。

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